女性
20代
2
夫、妻それぞれ11万円
いざ結婚指輪を決めようとすると、既製品のデザインはどれをみてもピンと来ませんでした。
手作りする時間と余裕と情熱はなかったため、自分たちのデザインを相談して形にしてもらう方法をとることにしました。
自分たちの要望を柔軟に対応してもらえるように、チェーン店でや大型のブランド店ではなく個人のジュエリー店での購入を決めました。
金額も高すぎると結婚式の費用に影響が出てきてしまうので、高くなりすぎず、節約しすぎて安っぽくなりすぎないように相談して決めていきました。
もともとプラチナなどのシルバーの輝きは夫婦ともに好みではありませんでした。
このため、よく見ればつけているのがわかるような肌馴染みの良いシャンパンゴールドとピンクゴールドを使用して、マット加工を施しました。
デザインや刻印の場所も自分たちでこだわって決めたため、指輪を見るたびにそのストーリーが思い出せます。
自分たちが理想とする暮らしの営み方やパートナーシップが指輪の佇まいに現れているような気がして、この指輪にしてよかったと感じています。
結婚指輪を選ぶ際に悩んだことは、ブランド物にするか手作りにするか個人商店にするかです。
ヴランド物にはもともとあまり強い憧れはありませんでしたが、一生物だと思うとここで妥協して後で後悔してしまわないだろうかという気持ちがありました。
手作りはブランド物よりも値段は安く仕上がりますし、自分たちで作ったという記憶にも残る指輪になります。
しかし、時間の余裕がないことと特典で付いてくるムービーの仕上がりを見てあまりオリジナリティを感じませんでした。どうせこだわるなら、個人商店の職人さんに頼もうということになり今では満足しています。
結婚式の時に、参列者に協力をしてもらってリボンにリングを通して自分たちのところまで運んでもらう「リングリレー」を行ないました。
参列者一人一人がその指輪を手にとってもらえる機会を得られました。その際に、夫がデザインした物だということやこだわったポイントをアナウンスしてもらったので、参列者からとても注目を浴びました。
今でも、見せてほしいと言われるほどです。参列者の印象にも残り、自分たちの記憶にもしっかりと残る演出となりました。
結婚指輪は一生物です。そして高価な買い物です。もともと憧れているブランドがある方であれば、決まりやすいと思います。
しかし、そういったものがない方にとっては見れば見るほど分からなくなってきてしまうものです。そんな時は、個人で行なっている小さなジュエリーショップを訪れて見ることもお勧めです。
必ずしも、プラチナでなければいけないわけではありません。私は、ピンクゴールドにしましたが肌馴染みがよく気に入っています。
一般的な結婚指輪のフィルターを外して見ていくと好みのものに出会えるかもしれません。自分でデザインしてしまうことも思い出に残る結婚指輪を作る方法の一つです。