女性
20代
7
夫20万円程度、妻13万円程度
結婚指輪を購入するに当たって、こだわっていたところが2つありました。
ひとつは、飾りがなくシンプルで、夫婦ともに同じデザインであること。
もうひとつは指輪の製法が一般的な鋳造ではなく、「鍛造」であることでした。
デザインにもよるのでしょうが、重い物を持った拍子に歪んでしまったというような話を聞いたこともあり、なるべくならば頑丈なものをと考えて鍛造のリングを探すことにしました。
たどり着いたのはNIESSINGというドイツのブランドです。
WEDDING RING SYSTEMというブライダルのラインがあり、そちらから選ぶことにしました。
リングの形状、幅、素材、表面の加工までが選択出来るので、オリジナリティの高い指輪にすることが可能でした。
当初の希望通り夫と全く同じデザインにしましたが、手の大きさや指の太さが違うので、同じ幅のリングが似合わず、幅だけはそれぞれ好みのものを選びました。
NIESSINGに決めて良かったのは、本当に思い描いた通りのリングが作れたこと。
もともとジュエリーが好きだったこともあり、結構こだわりが強い方だったと思うのですが理想の結婚指輪に出会えて大満足です。
強いてマイナス点をあげるとするなら、鍛造のリングは、鋳造に比べて使う金属が多いこともありお値段が高めなところだと思います。
鍛造製法のものをと探していたので、NIESSING以外ではクリスチャンバウアー、フラージャコーなども候補にあがりました。
夫にも一緒に見てもらって検討した結果、最終的にはデザインの好みでNIESSINGに決めました。
鍛造のリングは重たく感じるかなと思っていたのですが、初めて着けたときからとても手に馴染み、いい意味で着けているのがあまり気にならなかったです。
すごく気に入って購入したので、結婚当初はよく自分の手を眺めて幸せな気持ちになっていました。
使用して6年以上経ちますので、当初はマットだった質感も今では艶が目立つようになってきました。
しかし歪みも目立った傷もなく、経年変化もまた楽しみの一つとしてとらえられています。
ジュエリーショップの方に教えて頂いたのですが、年齢を重ねると華奢な雰囲気のリングよりも気持ち幅広なデザインの方が似合うように変化してくるのだそうです。
私自身も細身のジュエリーが好きだったのですが、そのお話を聞いて自分が試着していいと感じたリングよりも、幅の広いリングを結婚指輪に選びました。
当時はかなり冒険したような気持ちでいましたが、現在は確かに違和感なく着けられています。
長くつけるものですから、数十年後の自分たちを想像してリングを選ぶのも面白いのではないかと思います。