女性
30代
結婚11年目
それぞれ10万円程でした。
予算はその当時の経済状況から考える余地はありませんでした。
もともとシンプルなものが良いと余っていたのと、映画「ティファニーで朝食を」が好きだったので、初めにティファニーに伺いました。
それから何軒かお店を見て回りましたが、最終的にティファニーに決定しました。
凝ったデザインのあるものも見ましたが、結局シンプルなものに。
なぜかというと、私が普段からあまりアクセサリー類を付けていなかったからです。
だから飾りのあるものやデザイン性の高いものは、物怖じして選べなかったのです。
また、家事をしたりお風呂に入ったりする時に、わざわざ外すのは絶対面倒になると思いました。
シンプルなので、掃除洗濯炊事育児…何をしても邪魔になりません。
そこが気に入っています。
模様が彫ってあるなどしてあっても良かったかも知れませんが、そうすると汚れが気になっていたと思います。
また私は飽き性なので、何か夫婦にとって意味のある模様でなければ、いつか模様そのものが嫌になってしまう恐れがあると思いました。
一生に一度の買い物なので、いろいろ考えてしまって決められませんでした。
実用的に考えたらシンプルなのが一番だと思っていても、せっかくなので素敵な物が欲しいと思って、柄のある物や宝石の付いたものも検討してしまい、なかなか決められませんでした。
とにかくシンプルなので、みなさん見せて?と言って下さるんですが、実際見ると「あれ?」という感じでした。
綺麗な宝石や素敵な柄、あるいは夫婦にとって意味のあるデザインがされてるとか、みなさんの期待されてたものが全く無かったので仕方ないですが(笑)
でも既婚者のお話を伺うと、やはり宝石が付いてると水仕事の時に外してて、それが面倒だそうです。
また凝ったデザインの指輪の方は溝に汚れが溜まるから度々洗浄しているそうです。
だから自分にはこれで良かったんだと思います。
私は実用性を考えてシンプルな物を選びましたが、もちろんそれをおすすめはしません。
一番良いのは自分のスタイルに合ったものを選ぶことだと思うので。
宝石や柄は極端な話、なんでもいいのかも知れません。
誰からもらったとか、二人にちなんだ柄であるとか、二人で悩んで選んだとか、そういう思い出が数年後に愛着に変わるのだと思います。
私は結婚指輪を買った時は実用性を重視しました。
それを後悔はしていませんが、何か思い出があったら…と少し寂しくも思うので。