女性
20代
2
新郎・新婦ともに10000円程度
最初は「結婚指輪=既製品」というイメージがあったため、手作りは考えていませんでした。
考えるようになったきっかけは友人が手作りをしていたことです。
作ったものを見せてもらったときに、素朴ではありますが安っぽさがなく、なによりも二人でお互いのものを作ったことが楽しかったと嬉しそうに友人が話していたことが印象的でした。
もちろんダイヤモンドなどがついている指輪をすることに憧れはありましたが、「二人で作る時間を共有できる」「世界にひとつだけ」というところに惹かれ、手作りすることを決めました。
5番で述べたように「二人で作る時間を共有できる」という部分で、結婚の喜びをより感じることができたと思っています。
思い入れがあるため、日常の手入れも自然と丁寧になります。
喧嘩をした際にも指輪を見ると作った時のことを思い出し、仲直りが早くなっています。
既製品よりも劣化が目立ちそう、ということです。
まだ作成してから2年ほどなので大きく傷がついたりした様子は見られませんが、長年使用したらどうなのかな、というのはあります。
既製品であればもしものときのお直しサービスなどがあると思いますが、手作りではそれがないので今後少し心配です。
一番気をつけたのは「二人が年を重ねても違和感なくつけられるシンプルなデザイン」であることです。
現在の好みでは少しかわいらしいものでも良いか、と思いますが、今後何十年も使用することを考えて、大きなデザインのないシンプルなものにしました。
手作りであることを告げたときは「すごいね」「綺麗」と褒めていただけることが多かったです。
決して手先が器用でないことは周りの人たちにも知られていましたが、そんな私でも綺麗につくれるのだと思った人が多かったようです。
ものづくりが苦手な方もいるかもしれませんが、付きっきりで指導してもらいながら作成できるため、納得のいく指輪が作成できます。
なによりも、二人で一緒に作ったということがお金で買えないものであり、一生の思い出として残ると思います。
あとは、これは結果論ですが、指輪に大きなお金をかけなかったことで挙式・披露宴や新婚旅行、新婚生活など指輪以外のところにお金を少しずつかけることができ、そういう面でも気持ち的に余裕がもてました。